コペンハーゲン便り

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コペンハーゲン便り ‘08夏    

*初夏の散歩道 Finn Juhl邸を訪ねて* 


北欧は新緑の美しい季節を迎えています。
爽やかな五月晴れの日曜日、 散歩がてら、
木漏れ日の中に佇む*Finn Juhl邸を 訪ねてみました。
家具デザイナーFinn Juhl自らが設計した自邸は、
静かな森を背にその優しい佇まいを見せていました。
緑の芝生に白い壁、白い煙突、
外光を沢山取り入る為に 廂が有りません。
とてもコンパクトな外観です。
子供が描いた「お家」のように、
青い空に白い 三角屋根が二つ。
ブルーとオレンジに彩られた サンルームを挟んで
並んでいる。
かわいらしいクレヨン画のようです。
普段使いのマテリアルで出来た「お家」は、
どこまでも さり気なく、
周囲の自然に溶け込んでいました。







室内は少し傾斜した土地を巧みに利用して、
ステップで繋がり 左右に、更に奥へと広がっています。
グランドゼロのエントランスからサンルーム、
暖炉の居間に 広々としたリビング、
階段を上がってキッチンにメインダイニング、
廊下のようなスペースを過ぎた先に、
伸びやかに広がっている主寝室。
大きな窓、小さな窓、天井までの細長い窓。
低い棚、細長い棚。
彼のデザインした家具が丁度良い按配に配置されて、
それらのひとつひとつを大切に愛用して来た形跡が
見て取れます。







自分で設計したスペースに
自らデザインした家具を置いてゆく…
素材も色ももちろんカタチも、
何から何まで全て自由自在。
100%エゴイスティックな住宅なはずのに、
なんでだろう? いつまでも、佇んでいたくなる…。
寒い冬には暖炉を焚きながら、
お気に入りの椅子で 寛ぎ、
夏は葡萄棚の下で読書をしているJuhl氏 が
今も いるような、気がしてきて…。
もしも会えたら「こんにちは」と挨拶しよう!
そんな事を想像しつつ。
そうして、 しばらく彼の息遣いを感じる
ような空間に包まれている内に
どうして彼のデザインが人々引き付けて止まないのか?
わかったような気がして来たのでした。









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http://www.finnjuhl.com
http://www.ordrupgaard.dk




・こんにちわ!
・ナナとウルワシの相互関係
・愛車のはなし
・孝さんのこと
・リンゴケーキコペンハーゲン風
・クリスマスのご挨拶2002
・Sundbyvester の家
・コペンハーゲンの夏
・ 秋便り
・クリスマスのご挨拶2003
・MOKUBA
・コペンハーゲン便り ’04 春

※以上のバックナンバーは
 ナナのHPにて連載していたものを移動しました

・コペンハーゲン便り ’05 冬
・コペンハーゲン便り ’05 春
・コペンハーゲン便り ’05 夏
・コペンハーゲン便り ’05 秋
・南スペインの旅 VOL 1
・南スペインの旅 VOL 2
・新春のご挨拶'06
・コペンハーゲン便り ’06 夏
・コペンハーゲン便り ’06 秋
・コペンハーゲン便り ’07 
・コペンハーゲン便り ’07 
・コペンハーゲン便り ’08 NO.1 
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